みんながフリーランスに抱いている幻想

フリーランス・独立

今は法人化しましたが、その前は1年半ほどフリーランスのWEBデザイナーをやっていました。独立には、いい面も悪い面もあります。

独立してやりがいは増えたけど、会社員と比べると降ってくる課題がシビアなので「みんなフリーランスになればいいよ!」とかは言えない。

ヨーキ
ヨーキ

幻想がそこにあるならば、私が壊さねばなりますまい

時間に余裕が持てる

最初のうちはほぼ無理だと思ってください。まずは十分食べられる売上がありつつ、新規の仕事が継続的に発生する状況を作らなければいけない。

要は現在、受けている仕事と将来の仕事の種まきを同時にするので、基本的に忙しいはず。

時間にしばられたくない働き方がしたいならば、WEBデザイナーでは独立しないほうがいいです。WEBデザイナーも結局は手を動かした分だけ収益が上がる労働集約型ビジネスなので。

場所にしばられない

場所にはしばられません。というよりは「働く場所をえらべる」ってニュアンスが正しいかな。

毎日カフェでゆっくり〜とかイメージしてるなら、独立やめたほうがいいです。

効率的に仕事できる環境ってやっぱあるんですよ。ノートPCだけでも仕事はできるんですが、ディスプレイやマウスなどのデバイスがあったほうが確実に早く終わります。

実際に、僕も最初期はMac book proのノートPCだけでやってました。

その時は何も問題ないと思っていたけど、後に拡張ディスプレイ、マジックマウス、マジックキーボードを導入したら見違えるほど業務効率あがりました。

やっぱノートPCだけだとブラウザや原稿を開きながら、デザインソフト開くのキツイんですよ。確認するたびに画面遷移しなくちゃいけない。でも、ディスプレイがもう1台あれば目線を移動するだけでタイムロスないから積もり積もるとかなりの時間差になります。

だから基本は自分の拠点で仕事するけど、カフェでも仕事できるよくらいの感覚が健全だと思う。原稿とか考えをまとめる時間をカフェでとかにするのは、かなりいい。

仕事を選べる

個人的に、独立してすぐは選ばないほうがいいと思っています。

断った場合、同じ人から同様の仕事はもう来ない可能性があります。そう考えると、ビジネスチャンスの損失です。

案件を受けてから、自分が望ましい形につながるような仕組みにするのが理想。バナー制作から始まったけど、サイトリニューアルにもっていくとか。

仕事が受けきれないほどあるときに、嫌なものからことわるくらいが丁度いい。

年収があがる

基本的にあがります。僕の場合は、フリーランス2年目の年収が会社員時代に比べて2〜3倍くらいになりました。

ただ仕事の責任はすべて自分にかかるので、その対価だと思うと妥当かなと思います。法人化して組織化したり、サービスを大きくするなどの段階に入ると自分の給与下げてでも社員を増やすみたいなタイミングは来ます。(フリーランスや経営者だからってお金があるとは限らないです)

営業ができた方がいい

できたほうがいいけれど、営業をやらない方法はいくらでもあります。

この記事も参考にしてみて

自己管理ができる人

自己管理できるに越したことないです。できる人は、ほんとにすごい。尊敬します。

ただ自己管理できなくても独立はできます。

できない部分は外注すればいいんです。お金の管理が苦手ならば、しっかりした税理士さんにお願いするとか。ポンコツ税理士もいるので注意ね。

ちなみに税理士さんはだいたい月額1〜3万円ほどで毎月の処理をやってくれます。(決算時は別)

友人で自己管理がまったくできないタイプの人いますが起業してうまくやれてます。「ヤバくなったら仕事受けまくって3徹する!」みたいなパワータイプの人。真似したくはないけど、本人は楽しそうだからいいと思う。

この記事を書いた人
ヨーキ

独学でWEBデザインとコーディングを学ぶ→ECサイトのインハウスWEBデザイナー → マーケティング部署に異動 → 独立し、フリーランスを1年半経験 → WEB制作会社を立ち上げ。好きな街は渋谷。

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